健康食品の代表商品としてトップを走り続ける「青汁」ですが、飲み方次第では体によくなかったり、効果が半減してしまったりといったことも出てきます。
せっかく健康にいいものなのですから、効果的な飲み方をしたいものです。
こういったことを踏まえ、どのようなことに注意すべきなのか把握することも大切です。

青汁は加熱してもいいの?

結論から言いますと、加熱はNGです。青汁は冷たいほうがベストです。
野菜にはビタミン類が多く含まれています。ビタミン類は加熱に弱く、せっかくの栄養成分が壊れてしまうことがあるのです。
とはいえ、冷たいものを飲むとお腹が痛くなってしまう、すぐに下痢してしまう……など、体調面で苦手な方もいると思います。特に寒い冬場は、体が冷えてしまう原因にもなりかねません。こういった場合は、ぬるめのお湯で青汁をつくりましょう。
また、「やはり熱めの青汁がいい」「青汁をみそ汁やスープなど温かい料理に使いたい」という場合は、加熱処理の製法がとられた青汁もありますので、そういう商品を探してみてください。

“治療中”の方は医師に相談を

例えば、飲んでいる薬にビタミンとの相性が良くない成分が含まれているかもしれません。
相性の悪い成分どうしが結合して別の成分に変化してしまうことや、治療に必要な成分が分解されてしまうなど、思わぬ危険が潜んでいることもあります。
最近は「お薬手帳」によって薬の飲み合わせを確認できるような制度がありますが、“医者から処方されているもの”には含まれない健康食品についての記載はされませんので、まだまだ自分で注意する必要があります。
「飲みたい青汁商品の情報を持って医師に相談する」「問題ない成分の野菜で青汁を手作りする」など、事前に確認しておきましょう。

自分の体質・体調に合わせて

1.下痢・便秘
青汁は、食物繊維が豊富でお通じによいことはよく知られていますが、これも“適量”の摂取が守らせてこそのものです。
もともと下痢気味の方は、場合によっては飲まないほうがいいですし、逆に便秘の方は、いきなり大量摂取してしまうと、かえってお通じが悪くなったりすることもあります(胃の消化スピードに腸が追いつけない)。量を調整しながら様子を見て、自分にとっての適量を見つけましょう。

2.アレルギー
アレルギーが心配な体質の方は、青汁を飲む前に必ず医者に確認しましょう。
特に食物アレルギーは、摂取の仕方によっては命の危険に晒されることもあります。アレルギー検査などで事前に自分の体のことを知るのも大切です。

健康は“正しく”手に入れる

これは健康食品全般に言えることですが、こういった商品は、日々の食事の栄養補助という役割が大きく、自分の体質や生活習慣とも密接に関係してくるものです。
やみくもにアレもコレもと手を付けるのではなく、自分の体としっかり相談しながら正しく飲んで、健康になりましょう。

青汁を楽しく飲もう

昔から「苦い」というイメージが先行しがちな青汁ですが、最近はだいぶ開発が進んで、飲みやすく改善された商品が増えてきました。
とはいえ、飲みやすいかどうかという点では、商品や個々の好みによって意見が分かれるところです。
ここでは、ひと手間加えて「飲んで楽しむ」青汁をご紹介します。

※以下で使用する青汁は、すべて「粉末タイプ」であることを前提としています。

カロリーが気になるときは「青汁+豆乳」

「青汁+牛乳」は定番ですが、これを「豆乳(無調整)」に置き換えることで、カロリーを抑えることができます。なお、調整豆乳は砂糖が使われていますので、そのぶん無調整の豆乳よりもカロリーが少し高めです。
また、豆乳の原料である大豆には、特に女性にとってはありがたい成分「大豆イソフラボン」があります。この成分は女性ホルモンの1種「エストロゲン」と似た働きがあり、更年期障害・生理不順・生理前にありがちな体調不良などにもよいとされています。
特にダイエットをしている方は、女性ホルモンに影響が出やすくなることがあります。青汁で野菜の栄養を摂りながら豆乳もプラスすることで、栄養補助の役割を果たしてくれます。

意外と合う「青汁コーヒー」

「苦い」+「苦い」でどうなの? という意見が飛び出しそうですが、これが意外と合います。
まず青汁は、粉末タイプで。は、初めのうちはインスタントタイプがいいでしょう。ドリップタイプでもいいですが、好みの味を探すのには、量を加減できるほうが試しやすいです。
青汁とコーヒーの配分は好みによりますので、最初のうちは少しずつ調整してください。味のメインをどちらにするかでも、適量が変わってきます。
それでも飲みにくい方、甘みが欲しい方は、ハチミツやミルクを入れてもいいでしょう。
カフェインが気になる方は、タンポポコーヒーやノンカフェインコーヒーなどでも試してみてはいかがでしょうか。

オシャレに「青汁寒天ゼリー+牛乳(+カクテル)」

【青汁寒天ゼリーをつくる】
1.鍋に水を入れて、沸騰したら粉寒天を入れて2分ほど溶かします。
2.溶かした寒天の中に、青汁を入れてかき混ぜます。
3.砂糖をお好みの量で入れてください。(無糖にしたい方は入れなくても大丈夫です)
4.あら熱を取ってから型に入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。

つくった「青汁寒天ゼリー」を適当な大きさに切ってコップに入れ、そこへ牛乳を入れて出来上がりです。
20歳以上の方でしたら、リキュールや焼酎などで割ってカクテル風にすれば、オトナの飲み物としてもオススメです。ミントの葉や切ったレモンを飾りにすると、見た目からオシャレになります。

青汁の飲み方を楽しもう

青汁を使った飲み物は、ベースとなる青汁の味がシンプルなものであればあるほど、楽しみ方も増えると言っていいでしょう。特に粉末の青汁は、こういったアレンジに大活躍してくれます。
ダイエット達成や健康維持に気を遣うことは大切ですが、意識しすぎても疲れてしまいます。時には楽しんで飲める工夫も、よい気分転換になることでしょう。